夏は、気候が暑く、
タイヤの空気が膨張しやすく、空気が抜けやすくなったり、強い紫外線でタイヤの劣化を早めてしまったり、
タイヤの状態によっては走行中にバーストしてしまうなど、他の季節に比べて、何かとパンクトラブルが多くなります。
昨日までは 普通に走っていたのに、空気を入れたら破裂した!
夏の暑い中、自転車を押して自転車屋さんに駆け込むのは、本当に大変です…。
今回は、暑い夏、自転車のパンクで大変な思いをする前に知っておきたい事。
「自転車がパンクする原因」とパンクさせないために徹底すべき「対策やチェックポイント」を解説します!
摩耗パンクとは、空気圧が少ない状態で自転車に乗ると、
タイヤがつぶれ、タイヤと中のチューブが擦れ、磨耗し、薄くなったところから次々と穴が開いてしまうパンクのこと。
磨耗してしまった中のチューブは、このように全体的にチューブが薄くなったしまい、1か所パンク修理で穴を塞いだとしても、また薄いところから穴が開いてしまうため、
基本的には、パンク修理ではなく、ひどい状態の場合はチューブ交換が必要になります。
摩耗パンクは、穴が小さいケースが多いので、「空気が抜けやすいだけ?」とわかりにくいパンクでもあります。
1日で抜けてしまう場合、数日かけて抜けてしまう場合、様々なので、こまめにタイヤの空気圧の状態をチェックして、抜けやすいようならパンクの点検をするのがオススメです。
リム打ちパンクとは、空気圧が少ない状態で、段差などの上を走ってしまうと、タイヤがつぶれた時、車輪とタイヤで中のチューブをはさみこんでしまい、穴が開いてしまうパンクのこと。
リム打ちパンクは、中のチューブをガツンと挟んでしまうことによるパンクなので、ハの字に大きな穴が開いてしまいます。
この場合は、パンク修理ではなくチューブ交換が必要になってくるので痛い出費に・・・。
こちらも1位の摩耗パンクと同じ、タイヤの空気圧が不足した状態で起こりやすいものなので、空気圧管理が大切になってきます。
第3位は、刺さりもののパンク!
こちらは、みなさんイメージしやすいパンクかと思いますが、ただ刺さるというだけでなく、タイヤの劣化具合で、異物が刺さりやすくなる原因があるんです。
それは、タイヤが摩耗し、表面の溝がなくなってしまっている場合。
そして、タイヤが経年劣化し、溝に亀裂が入り、異物を拾いやすくなってしまっている場合です。
タイヤの劣化は、使っていくうちにどうしてもなってしまうものなので、定期的な空気補充の際にタイヤの状態もチェックしておくと、パンクの原因になるものを未然に防ぐことができますね!
自転車のパンクの原因で、多い順から説明していきました。
では、どうしたらパンクしないで済むのでしょうか・・・?
「自転車パンクの原因 ベスト3」でもわかるように、パンクの原因のほとんどは、空気圧不足によるもの!
自転車の空気は 頻繁に乗っていなくても抜けてしまうので、1週間~10日に1度は定期的に空気を入れましょう。
そして、気温が暑い夏の場合は、暑さで空気が膨張することを考えて、パンパンには入れず、少し控えめで定期的に入れるのがベストです。
定期的な空気補充と適正な空気圧維持を徹底して行うだけでも、かなり対策になりますよ!
パンクの原因第3位にもあるよう、亀裂が入っていたり、溝がなくなっている場合など、タイヤの劣化は、なかなかわかりにくい部分ではあります。
しかし、空気を入れている際に状態を確認するだけでも、パンクを未然に防ぐことができます。
タイヤの亀裂や溝がなくなっている状態を発見したら、早めに自転車屋さんでタイヤの交換はもちろん、中のチューブの状態やリムバンドも確認してもらいましょう!
そして、おうちでも簡単にできるのが「虫ゴムチェック」です。
虫ゴムは簡単にいうと、タイヤの空気の蓋になる部分のことで、写真にあるよう、かなり小さな黒いゴム。
この虫ゴムは夏の暑さに特に弱く、穴が開いてしまったり、亀裂が入ったり、劣化しやすいもの。
虫ゴムにキズ程度の穴があるだけで、パンクしてしまうので、空気を入れる際は定期的な点検が必要になります。
しかし、毎日の通勤や通学、お子様の送り迎えなど、忙しい毎日。
毎回虫ゴムのチェックをするには、かなりの手間になってしまいます。
そんな時にオススメなのが、こちらの「虫ゴムがいらないバルブ」!
スーパー虫 MPブランジャー
こちらは虫ゴム要らずのバルブ!
そのため、虫ゴムの劣化を気にせず使えるので、面倒くさい定期的な点検も必要なし。
いつもどおり空気を入れるだけでOKなんです。
本格的な暑さを迎える前に、虫ゴムが劣化してパンクする前に、事前に交換しておくのがオススメです!
いつも何気なく走行する道ですが、この道にも様々な原因となるものが隠されています。
たとえば、舗装されていないガタガタ道や砂利道は、とくに刺さりものを拾いやすいので注意!
さらにクロスバイクやロードバイクのような細めのタイヤを履いている場合は、鋭利な砂利で、タイヤを切ってしまうこともあります。
走る際は、道の状態を確認して、できるだけ舗装された道路を走行するよう心がけましょう。
超軽 アルミタンク付ポンプ
アルミボディで、重さ約715gと軽く、蓄圧タンク付きで空気がいれやすい英式・米式バルブ対応の空気入れです。
※ ボールや浮き輪などにも使用できるアダプター付。
そして、ポンプの空気を入れるトンボ口(バルブを挟む部分)は金具タイプになっていて、
使っていくうちに削れてしまう心配もないので、長くお使いいただけるのもポイントです。
ポンプを支えるステップもついていて、とにかく入れやすい!
自転車がパンクする原因を知って、徹底した対策をしよう!
みなさんは、どのぐらいパンク対策できていましたか?
自転車パンクの原因を知っておくだけで、どういう対策をすればいいのか分かったと思います。
まずは、タイヤの状態をチェックすることと、定期的な空気圧管理を!
特に夏場の空気管理は非常に難しいので、一度ご相談いただくといいかもしれません。
サイクルオリンピックは、空気補充はもちろん、タイヤのチェック、劣化しやすい虫ゴムのチェックも無料で行っています。
お買いものや通勤通学、お出かけの際にお気軽にお立ち寄りください。